リベロだけの特別なルールとは? | バレーボールが上達する練習メニュー
バレーボールプレーヤーの中でひときわ目立つリベロ、そんなリベロだけの特別なルールを練習メニューを交えて紹介します。
1.リベロのルール
1つ目、バレーボールの中でバックプレーヤーとしてのみ試合に参加できるリベロは、バックの位置にいるプレーヤーと何回でも交代することができます。
ですが、連続で別のプレーヤーとリベロとして交代する時は、間に1ラリーおいてからでないと、バレーボールのルールでは交代することができません。
2つ目、後衛なのでサービスやブロックはできず、ネットの上端より高い位置にあるボールをアタックヒットすることはできません。
アタックヒットとは、サービスやブロック以外で相手コートへボールを返球することです。とは書きましたがリベロが後衛で、ネットの上端より下だからって、スタンディングで返すなんてことは、ほぼありません。
3つ目、リベロプレーヤーがフロントゾーンでオーバーハンドパスしたボールを、他のプレーヤーがネットの上端より高い位置でアタックヒットすることはできません。
ただし、バックゾーンでパスしたボールならば、アタックヒットすることができます。
4つ目、リベロプレーヤーは同じチームの他のプレーヤーとはっきり異なる色のユニフォームを着用します。多くのチームはユニフォームを2つ以上作ってリベロと他のプレーヤーとかぶらないように着まわしています。
ユニフォームが1着しかないチームはLと書かれた蛍光色のビブスをかぶって代用してもいいと思います。
5つ目、バレーボールではリベロは前衛に行けないというルールがあり、ずっとコートにいることができません。
なので、ゲームキャプテンやコートキャプテンになることはできません。チームキャプテンになることは可能です。キャプテンでないですが、リベロが1番のユニフォームを着ることも可能です。
2.練習メニュー
練習メニューといっても心構えのようなものですが、第一に、リベロを好きになることが重要です。そもそもバレーボールプレーヤーは、ずっとコートの中にいたいものです。
プレーヤーとしては、リベロと交代するとプレーしている時間が半分近くに減るし、リベロとは無縁になりたいものです。ですがリベロの方も、嫌々やっていたら交代するプレーヤーにも失礼だし、その結果チームの雰囲気も悪くします。
リベロは、すべてのメニューでひたすら飛び込んで繋げば、良い練習メニューになると思います。リベロのルールを日頃の練習から守っていくことも忘れずに、バレーボールを楽しみましょう。