強いスパイクの打ち方 | バレーボールの練習メニュー
バレーボールで強いスパイクを打つ方法を、練習メニューを交えながら紹介していきます。アタッカーは強いスパイクを打てるように練習しましょう。
1.強いスパイクを打つために
バレーボールでは強いスパイクは大きな武器になると思います。6人のうち1人でも打てる人がいると、攻撃が盛り上がることは間違いありません。では、バレーボールの強いスパイクとは何なのかということを説明していきます。
強いスパイクとは、ミートが十分にかかり、コースが打ち分けられていて、下に打ちつけるようなスピードの速いスパイクのことだと思います。
このスパイクを打つためには、速く腕をスイングさせることが大切です。速いスイングをするためには、肩が強くてはなりません。
ここで肩を強くさせる練習メニューを紹介します。ダンベルを使ったスイングをします。よくオーバーの練習も、重いバスケットボールで行うとバレーボールに変えたときにうまく上がると言いますが、この練習はそれに似ています。
今回は利き腕にダンベルを持たせてスイング練習をします。ですが、あまり勢いよく振って練習してしまうと、肩が痛くなるかもしれませんので、ゆっくり正しいフォームでスイングさせましょう。
負荷をかけて練習させれば、それがなくなったときに軽く、かつ強いものが楽に打てるようになりますので、何回か続けて練習しましょう。
2.強いスパイクの打ち方
ここからはバレーボールでの強いスパイクの打ち方とその練習メニューを紹介していきます。
まず上のトレーニングを実行して肩を強くしてから行いましょう。そうしたら、初めに負荷をかけないで素振りをしてみてください。この時、速くスイングさせようとして力を入れた方は、スイングの速さが遅くなっていると思います。
肩に力が入れば入るほど、腕や肩が硬くなり、動きづらくなるので、スイングをするときはなるべく自然体で楽に振りましょう。
そしてもう一つは、最後まで振り切ることです。スパイクはサーブと違い、回転をかけるものなので、ボールをヒットしたら、そのまま太ももくらいまで一気に振り下ろしましょう。
そのためにはネットに近いところだと、ネットに触ってしまったときにタッチネットという反則になってしまうため、少し間隔を空けることも必要になってきます。
強いスパイクを打つためには、トス、すなわちセッターとの関係や相性も大切になってきます。自分の一番力が入る打点の場所にトスを迎えられるように工夫しましょう。