これだけは覚えておきたいバレーボールの試合のルール
バレーボールの試合ルールはプレーする選手の年代別に細かく決められており、また、時代と共に変更されることがあります。
自分にはどのルールが適用されるのか常にアンテナを張って情報を更新していくことが大切です。
1.ポジションとローテーション
私が、これだけは覚えておきたいバレーボールのルールは、ポジションとローテーションであり、ルールに則っていないと反則を取られるときもあるからです。
ローテーション順は、試合前に監督がラインアップシートに記入し、審判に渡します。
これはサービス順を示すものでもあり、この順番はセットの間変えることができません。
サービスが行われた後は自分のコート内やフリーゾーンを自由に動き回れますが、サービスが打たれる瞬間は必ずこの並びになっていなければならず、守られていない場合は、アウトオブポジションという反則を取られます。
また、サーブが打たれる瞬間、後衛の選手は自分と一致する前衛の選手より少なくとも後ろにいなければなりません。
前衛同士、後衛同士の位置が入れ替わってもいけません。
サーバー以外の選手がコート外にいるにも反則です。
判定は全て足の位置で決められます。
足でも、後衛選手の足が前衛選手の足と並んでいたり、前にあったりしてはいけません。
サービスの瞬間に両サイドライン、エンドラインを踏み越してもいけません。
実際の選手のローテーション順とラインアップシートに違いがあった場合は、ラインアップシートに従って訂正します。
この場合には罰則はありません。
そして、セットごとにローテーション順を変えて書き込むことができます。
2.ネットとセンターライン付近のプレーについて
ネット際は選手が多く集まり、ボールの動きによっては怪我をする選手が出ることがあります。
そうならないためにも、ルールを把握しておくことをお勧めします。
スパイクした後、手がネットを超えた場合や、相手コートにあるボールをネットを越して打つとオーバーネットという反則を取られます。
ただし、ブロッカーの場合は、相手選手がこちらへ返そうとしているボールにオーバーネットしても反則にはなりません。
また、試合の最中、足の裏や手のひらが完全にセンターラインを越して相手コートに入ったときは、パッシング・ザ・センターラインという反則を取られます。
しかし、1部でもセンターラインに触れていれば反則にはなりません。
最後に、ボールがネットの真下を通ったとき、ボールの1部がまだ味方コートに残っているときは、相手コートに手を差し出してボールを戻せばアウトになりません。
しかし、完全に通過してしまった場合はアウトになります。
バレーボールにはまだまだ大事な試合ルールがありますので、チームメイト、監督と随時すり合わせすることをお勧めします。