バレーボールの効率的な練習メニューについて
バレーボールが上手くなりたいという方は多いと思います。部活、競技としてプレーしている方はもちろんママさんバレーなどで楽しんでいる方も上手になりたいという願望は当然持っていることでしょう。
しかしただやみくもに我流の練習メニューをこなしても効率的には上手くならないと思います。私が推奨したいことは時期によって練習メニューを変えることです。
具体的には目標を定めた後、そこまでの期間を分けてその期間に必要なことに重点を置いて練習すべきだと思います。もちろんポジションによって練習メニューは異なるのですが、ここではより具体的にするためにレフトアタッカーに限定したいと思います。
一般的にバレーボールでアタックを打つことが多いレフトアタッカーは体力、スピード、瞬発力など様々な能力が求められます。
もちろんその能力を高めることが必要ですが、私はまずサーブカットに重点を置くべきだと思います。
リベロという専門職がいますが、能力が高いリベロでも、バレーボールにおいて全ての範囲をカバーするのは不可能です。
その際助けになるのがレフトのサーブカットの力です。きちんとセッターに返すことでセッターもトスがあげやすく、コンビネーションも使いやすいので最終的にはアタックの決定率に繋がります。
また下半身を使うことはずっとアタックを打ち続ける足腰の体力にも活かされるはずです。
サーブカットも含めたレシーブを練習したのちに行いたい練習メニューはオープントスです。
まずは個人的にフォームを確かめる必要があります。どんなに疲れた局面でも自分のフォームを崩さないように徹底的にフォームを固める必要があるので、高いトスにしてもらう必要があるでしょう。
その後セッターと合わせる段階に入ります。基本のトスだけでは崩せないこともあるので平行トス、短いトスをサインを決めて合わせていく必要があります。
またセッター以外からトスがくることもあるので、二段トスの練習もできるとよいと思います。
その後は実戦にて決定力を磨きます。場合によっては自分より身長が高い相手のこともあります。ブロックアウトやブロックの間、フェイントを狙う技術は実戦で培うのが一番だと個人的には思います。