バレーボールが上達する為の練習メニュー

バレーボールは、ただがむしゃらにボールを打って返しているだけでは上達しません。殆どの球技に言える事ですが、バレーボールで大切なのはボールのコントロールです。

ならば、やはり練習メニューとしてはボールを使った訓練をたくさんやった方がいいんじゃないの?と思われる方もいるでしょう。

しかし、考えてみてください。バレーボールは、相手が打った球を受け、自分の体を使ってボールの勢いを殺し、そしてコントロールして空中に上げなければならないスポーツです。他にも、遠くに飛んでいった球を拾ったりと、身体的なパフォーマンス力を必要とします。

だから、バレーボールの練習メニューとして是非取り入れて欲しい一つが、体幹と骨盤周囲筋のトレーニングなのです。

体幹と骨盤周りは身体の安定性、バレーボールの動作では特にレシーブの時に重要な役割を果たします。体幹が安定していないと、ボールのコントロールが非常に難しくなります。

逆に体幹が安定していると、強烈なボールを受けても、きちんとそれをコントロールして次のメンバーに繋げる事ができるのです。

次に、練習メニューとして必要な要素は、パフォーマンス力を鍛えることです。

体幹や骨盤周りが大切だからと、ひたすらそれらの筋肉をつければよいというものではありません。先で述べたように、大切なのはパフォーマンス力。筋肉モリモリの人が全員バック転ができるかというと、決してそんな事はありませんよね。

勿論、バック転を行うにもそれ相応の筋力が必要です。しかし、高いパフォーマンス力が必要な動きには、それだけの教育が不可欠なのです。つまり、いかに自分のイメージを実際の動きで忠実に再現できるか。それが重要になってきます。

ここで、実際にボールを使った反復練習が大切になってくるのです。ただ機械的にボールを返すだけでなく、きちんとイメージをして、その通りに身体を動かすよう意識した練習を行うよう心掛ければ、パフォーマンス力の向上に繋がるでしょう。

以上が、私の考えるバレーボールが上達するための練習メニューに大切な要素二つです。

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