サーブカットのやり方と上達のコツ | バレーボールの練習メニュー
サーブカットは遠くから打たれたバレーボールをレシーブするのでとても難易度が高いです。しかし、練習次第では、得意にすることも可能なのではないでしょうか。
1.一人カット
この練習方法は、ただ単にサーブカットになれるという目的で行われます。コートを三分割か四分割することで、一気に練習を進めることが出来ます。
レシーバー一人に対して、セッター役を一人、サーバーは二人くらいが望ましいです。
サーバーはサーブの練習ではなく、サーブカットの練習だということを心において、強いサーブではなく、正面か前後左右一歩か二歩くらいでとることのできる、簡単なサーブを打ちましょう。
レシーバーは、セッターに正確に返すことと、落下点に素早く入ることを目標とし、Aカット5本や、連続Aカット3本など、レベルに合わせて回数を決めて行いましょう。
この練習方法でだいたいのセッターとの距離感やサーブカットのタイミングをつかむことが出来ます。
セッター役を交替で行うことにより、セッターの気持ちを知ることにもなり、どういうボールがセッターにとって好ましいのかを知るきっかけにもなります。
2.三人カット
次は、バレーボールの実践により近づけた練習方法です。コートに前ひとり、後ろ二人という感じで三角形を作ります。サーバーは、試合で打つような強いサーブや、狙ったサーブを打ちます。
セッター役は今回はチームのセッターがつとめ、サイドにオープントスを上げるところまで一連の流れとして行えば、より効率的な練習方法になるでしょう。
この練習方法のポイントとしては、一人カットとは違い、選手と選手の間にくるボールなど複雑性が増します。そのため相手との距離感や守備範囲の確認を行うことが出来ます。
もし、選手と選手の間にボールが落ちてしまったときは一度練習をとめ、確認していくことが大切です。回数は、Aカット、Bカット含めて5本などと設定することがいいでしょう。
この基準はあくまでもセッターが決めて、セッター自身がトスを上げやすいカットだったかどうかで判断しましょう。
サーバーはわざと、アウトになるようなサーブを時々打って、ジャッジの練習をすることもいいかと思います。より、バレーボールの実践につながります。
さらに、これはあくまでのサーブカットの練習なので、サーバーがサーブを失敗してばっかりでは意味がありません。
良いサーブを打ち、かつ失敗しないということを心がけましょう。ある意味、サーブを打つ側の練習でもあるといえます。