フットワークの練習方法│バレーボールが上達する方法
バレーボールではもちろん体力は必要ですが、長い距離を早く走れなくてもいいのです。短い距離を、素早く動けるようになることの方が大切です。
そのようにバレーボールの特徴に合わせた、フットワーク練習法を紹介します。
1.ダッシュ編
バレーボールでは、短い距離を走るということが多い競技です。そのためにもどんな体勢からでも早く走り出せるようなフットワークの練習が必要です。
スタートの合図は、実際に走る選手以外の選手か先生に行ってもらいます。実際に走る距離は9メートルくらいで十分でしょう。
この練習法でとにかく大切なのは速さです。これを意識して行うことが効果をよりあげるでしょう。
最初は、普通に走ります。次からは、スターとの体制を変えます。仰向け、うつ伏せはもちろん、頭の向きを変えることで、レパートリーはたくさん増えます。
ジャンプの後に走り出すことはバレーボールをしていて良くある光景ですので、モモ上げジャンプを5回行ってからのスタートなどジャンプ系を含めるとよいでしょう。
ただ、フットワークを行うのではなく、競争形式にして、一番遅かった人を、もう一回、などとペナルティーを科すとより速さを意識して行うことが出来るでしょう。
2.反射神経編
速いスパイクを拾ったりするのに、反射神経は大事です。ここでは体力づくりをかねたフットワーク練習法をお教えします。
することはいたって簡単です。時間は1分くらいに設定します。先生は、笛を用意します。そして、笛を吹くと同時に上下左右のどれかを指さします。
選手はスタートしたら、芝ふみを行います。これはとにかく早く行います。そして、笛が鳴ったら、先生が指をさした方に従って動きます。
右だったらアンダーの形をとって右側のボールをとる真似をします。左の場合も同様です。
上の時は、軽くジャンプをして、上で手をたたきます。下の時は、一度うつ伏せになり、立ち上がります。
これを1分間続けます。そのあとは、少しの休憩をはさんで、3セットほど行うのがよいでしょう。
この練習の発展編としては、右にさされたら、右→左→右と一回で行うのもよいでしょう。他には左右を指されたときは、体を向けるだけでも良いでしょう。
これが、一番基礎的な方法なので、最初は、この方法から行うのもよいかもしれません。
3.まとめ
とにかくフットワークの練習は辛いし、大変だし、やりたくないと思う選手もいると思いますが、これが試合でも生かされる場面がたくさんあります。
しっかりと取り組み、体力をつけて、けがをしない選手を目指しましょう。