一人でできるバレーボールの練習方法
バレーボールは周りの選手と協力しあいながらプレーをしなければいけません。
まわりとの連携も大切ですが、一人ひとりのスキルをあげていくことも同じくらい大切です。
1.オーバーパス、アンダーパス
一人でできる練習で最も基本的なものが、オーバーパスとアンダーパスの二つです。この二つは、バレーボールをするうえで、とても大事なプレーです。
そして、一人でできる一番簡単な練習方法は直上練習です。これは、とても簡単ですので、ただ練習するだけでは意味があまりありません。
まずは、範囲を決めて、そこから出ないように、正確に行います。回数は連続で50回など決めるといいでしょう。
範囲はだいたい、1メートル四方くらいがいいと思います。二歩くらい移動したときに、はみ出てしまうくらいの大きさがいいでしょう。
この時、低い高さで直上パスを行っても簡単すぎて意味がありません。高さは、ネットの高さよりはあげる、などと決めると、目安がはっきりして、やりやすくなるでしょう。
この練習方法に慣れてきたら、もう一段階難易度をあげてみましょう。それは、直上パスをあげている間に、一度屈伸をして、床をタッチします。
そして、返ってきたボールを直上パスして、屈伸する…というように、繰り返していきます。屈伸をはさむだけでそんなに変わってくるものかと、疑問に思う方もいると思います。
これは、やってみるとわかるのですが、直上パスが低ければ、屈伸が間に合わなくて、うまくいきません。一方で直上パスを高くすると正確性が欠けて、屈伸してから移動しなければならないので、難易度は上がります。
これは結構体力的にも辛いので回数は少なめに設定してもいいかもしれません。
2.スパイク
バレーボールの最大の攻撃でもあるスパイクは助走、ジャンプ、ミートと様々な要素が絡み合っている複雑なプレーです。
これは、分けて練習するのもいいかもしれません。例えば助走です。助走は、三歩助走がいいのか、二歩助走がいいのか、人によっても違いますし、ポジションによっても違ってくると思います。
ミートに関しては、壁打ち練習が最適だと思います。壁打ち練習は誰でも行ったことがあると思います。ですので、さらに難易度をあげるためにも両手で交互に打ってみましょう。
利き手でずっと壁打ちをしていても、だいたい安定したところに返ってくるのでさほど難しくないと思います。
ここで交互に打つことで安定した返りにはならないと思います。どこに返ってきたボールでも打ち返すことが出来るようになることが理想です。