バレーボール初心者におすすめの練習メニュー
初心者といっても年齢によってスターとは異なるのでここでは、中学生や高校生になってバレーボールを始めた選手にスポットを当てていきたいと思います。
1.ポジション、ルール
このくらいの年齢になると、バレーボール初心者であっても、体育やテレビなどで実際にバレーボールをやったり、見たりしたことがある選手がほとんどだと思います。
そのため、教える必要があるのは、ポジションや詳しいルールだと思います。一通り、説明すれば理解することは簡単にできると思います。
しかし、理解してもできるとは限らないので、そこはいくつか練習が必要です。
中学、高校ではローテーションがあるため、ポジションによっては、レシーブが得意でなくても良かったりと、オールマイティーのできるようになる必要はなくなります。
そのため、早い段階から、ポジションを確定させ、得意なことをどんどん伸ばしていく必要があります。
2.ボールになれる
初心者の上達への近道はとにかくバレーボール自体になれることだとおもいます。パス練習などの基本的な練習と合わせて行ってほしい練習メニューがハンドリング練習です。
これはよくバスケットボールをやる人が行うものです。
頭や胴体、足のまわりをくるくる回すもの基本的なものから、上に投げたボールの下をくぐったり、前から投げて後ろでボールをキャッチするなどの難易度の高いものまでさまざまなものがあります。
アップの時に体ならしとして行うことが望ましい練習メニューです。これを行うことのメリットとしては、ボールの扱いがうまくなるというところにあります。
バレーボールはボールに一瞬しか触ることが出来ません。その一瞬でボールをコントロールしなければなりません。
ボールの扱いがうまくなるということは、バレーボールの上達につながります。
3.チャンスボールの処理
初心者なのだからいきなりサーブレシーブやスパイクレシーブなどの難しいボールはとれません。しかし、試合の中でもたびたびくる、チャンスボールは確実に処理できるようになりましょう。
練習メニューとしては、アンダーパスを近い距離で正確に相手に返すことが出来るようになったら、だんだん距離を離していきます。
そして、ネット越しに投げられたボールを正確にセッターに返せるように練習していきます。チャンスボールは試合で行うプレーの中で、一番簡単ですが、一番大切なプレーです。
チャンスボールを正確に返すことが出来ることは、その後の難しいボールの処理の基本にもなります。まず最初に身に着けてほしい、プレーの一つです。