小学生のバレーボールで効果的な練習メニュー
小学生は、6年間あるため上級生と下級生ではできることや、レベルが全く違います。そこで、小学生の練習で大切なことは、それぞれのレベルにあった練習メニューを行うということです。
1.チームの分け方
バレーボールの練習はバスケットボールやサッカーと違い、一人でできる練習メニューはほとんどありません。ペアを作ったり、チームを作ったりして練習することがほとんどだと思います。
そこで、ポイントとなるのが、選手のレベルが似たような選手同士で、ペアを組むということです。
上級生と下級生がペアを組んで、上級生が下級生に教えてあげるというのも、大切なことだと思いますが、それでは上級生の上達にはつながりません。
同じレベル同士の選手がペアを組むことで、ライバル心が芽生え、切磋琢磨している内に、バレーボールが上達していくでしょう。
回数や難易度を変えることによって、どの選手も同じ練習メニューをこなすことが出来ます。
2.楽しく集中
小学生だと長い時間集中して、練習に取り組めない選手もいると思います。それは、仕方のないことだと思うのですが、そのまま集中力が切れたまま練習を続けると、けがにつながる危険性があります。
それを回避するために、アップのランニングは鬼ごっこにする、ボールひろいは、競争にするなど、ただ、淡々と練習していくのではなく、楽しむ要素も含めていく必要があると思います。
適度に休憩をはさんだり、楽しい要素をいれていくことで集中力を持続させ、効率的に、安全に練習を進めていきましょう。
3.パス練習編
パス練習はバレーボールの基本中の基本の練習メニューだと思います。キャッチボールから始まり、オーバーパス、アンダーパス、対人練習などいろいろな方法があります。
オーバーパス、アンダーパスは選手のレベルに合わせ、集中して頑張れば達成できそうな目標回数を設定し、行います。そうすることで、やり遂げることが出来たとき、選手たちは達成感を感じることが出来ます。
対人練習は、オーバー、アンダー、スパイク、すべてを使って行いますが、初心者や下級生はスパイクがうまく打つことが出来なかったり、打てたとしても拾うことが出来なかったりと、なかなかうまくいかないと思います。
なので、まず、投げられたボールを打ち返す練習から始めるといいと思います。そうして、それが出来るようになってから、対人練習を始めた方が、続けることが出来て楽しくできると思います。