バレーボールで大切な瞬発力や反射神経の鍛え方
バレーボールでは、瞬発力や反射神経がいい選手は、素早くボールの落下点に入ることができ、正確なプレーをすることができるでしょう。
瞬発力や反射神経は日々のトレーニングで鍛えることができるので、コツコツと続けてプレーを上達させましょう。
1.瞬発力や反射神経が必要な場面
バレーボールで瞬発力や反射神経が最も必要な場面はやはり、速い打球に対してのレシーブ時でしょう。
サーブは打ってからレシーブまで距離があり、ある程度準備する時間がありますが、スパイクなどの強打は打たれた瞬間にコースを判断し、動き始めないと間に合いません。
ブロックでコースを限定させたり、アタッカーの視線やスイングでコースを読んだりするのと同時に、瞬発力や反射神経が必要になってくるでしょう。
瞬発力はブロックにおいても必要です。
アタッカーが打ち込むコースが見えたら、コースを塞ぐために腕を動かす瞬発力です。
タイミングがずれると、腕の変なところにボールが当たり、ブロックアウトやボールを吸い込んでしまうので、瞬時に判断しなければなりません。
2.瞬発力や反射神経の鍛え方
瞬発力の鍛え方として、まず頭で判断したことを動作につなげるスピードをあげるために後出し負けじゃんけんがお勧めです。
普通のじゃんけんに慣れている人はさらに難しく感じ、頭の回転も必要になってきます。
頭で判断→動作までの時間を短くしていきましょう。
また、ラダーを使ったトレーニングも有効です。
ラダーとは縄はしごのような器具を地面に敷いて、その枠を使ってステップして敏捷性を鍛えることができます。
フットワークを軽くすることで、瞬時に1歩目が出やすくなるでしょう。
信号待ちででも瞬発力は鍛えられます。
青になった瞬間、そこで信号待ちしている誰よりも先に足を出すことを意識するといいでしょう。
反射神経を鍛えるというと、体の反応速度を高めるトレーニングをイメージしがちですが、そうではなく、動体視力を高めることによって、素早く正しく判断することが重要です。
動体視力は動くものを見ることで高めることができます。
目を逸らさず見る、ということが重要です。
例えば、電車の中から外の景色を見る、看板に書いてある字を読む、動いている車のナンバーを読む等、読むということが脳→判断とつながり、動体視力が鍛えられるようです。
また、ダッシュやジャンプなどでも瞬発力を鍛えられます。
これは、俊敏さを鍛えることや。一瞬にして自分の持ちうる筋力を最大限に引き出すというトレーニングになるからです。
一見バレーボールと関係がないようなトレーニングですが、日々の生活の中で意識することで動体視力が上がり、結果的に瞬発力や反射神経の良さにつながるのです。
瞬発力や反射神経をアップさせて、プレーを上達させていきましょう。