リベロとは? | バレーボールが上達する練習メニュー
バレーボールの中でのリベロとは何かを説明します。練習メニューを交えながら説明します。
1.リベロとは?
リベロとは、各バレーボールチーム2人まで登録できる守備専門の選手のことです。そのうちコート上でプレーすることができるのは1人だけで、他のプレーヤーと異なる色のユニフォームを着ます。
2.リベロの利点
守備専門、主にレシーブ力があるリベロを試合の状況に応じて入れることで、レシーブ、トス、アタックの三段攻撃で攻めやすくなることがあります。
他にも、攻撃力はあるが、レシーブが苦手というアタッカーやブロッカーと交代することで、苦手の穴をふさぐということもできます。
ここでいう交代されるプレーヤーというのは、センタークイッカーやミドルブロッカーなどが多いです。
センタープレーヤーというのはブロッカーとクイッカーを兼ねているようなものなので、背が高いです。背が高い人はレシーブが苦手な傾向にあるのでリベロが付くことが多いです。
3.リベロは何をするのか?
主にレシーブとカバーリングをするので、守備の練習メニューを多く組みましょう。
特に、チャンスレシーブのほとんどはリベロが行うと言われていますので、完璧と言えるほど美しくセッターに返るように練習メニューをこなしましょう。
サーブレシーブでは、多くのサーバーはレシーブ力が高いリベロを狙うことがないので、他のプレーヤーより触球回数は少ないと思います。
4.リベロに向く人
リベロに向く人というのは、まず大前提にレシーブ力のある人がなります。だいたいのリベロプレーヤーは周りより背が小さく、身軽のように見えます。実際もそのような体形の人が向いていますがその理由を説明します。
リベロとはバレーボールにおいて後衛の要とも言われるほど、ほとんどのアタックを拾う役割があります。そのうえで小柄だと動きやすいため、リベロの役割を果たすことが容易になることが理由として考えられます。
もうひとつ、意識の面でプレッシャーに負けない精神を持っていることが大切です。学生のバレーボールなどでは、リベロとはサーブやスパイクで標的にする対象になる物だと思っている人が多いようです。
チャンスボールも、前衛はアタックの準備があるため、スルーして後衛に任せてしまうことが良くあります。狙われたり、任せられたり、雑用とされることがあります。ですが、裏で引っ張るのはそのリベロです。
リベロはゲームキャプテン、コートキャプテンになることはできませんが、コートに入って流れや空気を変えるリベロは立派なリーダーです。
チームを盛り上げ、後衛を引っ張る存在だというのを忘れずに思いっきりプレーしていきましょう。