アナタのサーブが飛ばない理由 | バレーボールが上達する方法
バレーボールで特にサーブが苦手な人がいます。
サーブが苦手な理由は、サーブが飛ばないがためにネットまで届かないことや、コントロールの問題です。
しかし、サーブは決めて当たり前、チームの調子が良い時にサーブが決まらないと、バレーボールの試合の流れを変えてしまうこともあります。
連続して点数を取るには安定したサーブが重要です。
そしてボールが遠くに飛ぶためにはボールを飛ばす角度、そしてボールを押し出す力が重要です。
バレーボールのサーブが飛ばない場合の見直すポイントと練習メニューを紹介します。
1. 最も遠くに飛ぶ角度
サーブはどうして飛ばないのでしょうか。
その一つの理由は角度です。
ボールは投げるのであれ、サーブであれ、最も遠くに飛ぶ角度は斜め上45度です。
斜め45度に飛んだボールは前へ行く距離と上へあがる距離が同じになります。
もちろん前へ行く力は空気抵抗、上へあがる力は空気抵抗と重力を受けて失速していくので、そのまま45度でボールは上がり続けませんが、ネットにボールが届かない一つの理由として、ネットを越えなければならないと考えてしまい、ボールを上へ上へあげようとしてしまう人がいます。
例えばサーブを打つとネットに引っかかってしまう。
だから、もっと高く打つ、という場合です。
ですが、サーブはネットを越えると同時にネットより奥に飛ばさなければいけません。
ボールがネットにかかるとき、そのボールは下から上に上がる際中であれば、もう少し高めに打って解決しますが、逆にボールが最高点から降りてくる時であればそれは高さが足りないのではなく、ボールが最高点に達した時に、前に進む距離が足りないということになります。
まずはネットにサーブがかかってしまう場合は、ボールが上がる際中か、落ちているときか見極めましょう。
最も広い9人制の大人のコートでもエンドラインからネットまでは10.5mです。
そしてネットの高さは男子成人で243cmです。
アンダーサーブであっても10.5m先でボールが打ったポイントから2mも上がっていればネットは超えるはずです。
高く、高くとイメージするよりも、前へ前へ、もしくは45度を目安にサーブを打ってみましょう。
2.ボールに力を届ける
サーブで大切なのは力よりも角度ですが、どのように工夫してもネットを越えない、もしくは非力である場合は工夫が必要です。
その場合は以下の点をチェックして練習メニューを見直してみましょう。
ボールを当てる位置は通常手のひらですが、これはボールの細かな修正ができるようになるためです。
それ以前にボールが届かないのであれば手首の部分やもう少し付け根に近い部分に当てて飛ばしましょう。
この場合、当てるときには細かな修正ができないので、アンダーサーブであればきちんと真後ろに手を引き、サーブを届けたい方向にまっすぐ振ります。
また、腕の左右にずれないように気をつけます。