スパイクの正しいフォーム | バレーボールが上達する練習メニュー
バレーボールの攻撃の要、スパイクを打つべく正しいフォームを練習メニューを交えて紹介していきます。バレーボールプレーヤーなら一度は学んでおきたいことです。
1.フォームの大切さ
初めに言ってしまいますが、バレーボールでスパイクの正しいフォームができているプレーヤーはほとんどいません。理由は、誰でも自然と自己流になってしまうからです。
背が小さい人大きい人、ジャンプ力がある人ない人、肩が強い人弱い人、数えてみるときりがありませんが、誰でも個性はありますし、その人によって自分の体つきに合ったフォームでスパイクを跳ぶと良いと思います。
だからバレーボールでスパイクを正しいフォームで打つことが向いていない人もいます。ですがやはり基本は基本です。
あまり自己流でやりすぎてしまうと、本来持っている力を最大限発揮されなかったりして、かえって悪いスパイクになってしまいます。基本も踏まえつつ、自分に合ったスパイクのフォームを見つけていくと良いと思います。
2.スパイクの正しいフォーム
ここからはオープントスのスパイクの正しいフォームとその練習メニューを紹介します。イメージはレフトアタックです。
オープントスというのは、ネットの左右両サイドに高いトスを上げて攻撃する、もっとも一般的なオープン攻撃をするためのトスのことです。
3歩助走で説明していきます。右利きの人は「右、左、右」の3歩助走になります。頭の中で「1、2、3」のリズムに乗って繰り返し練習します。
リズムがつかみにくい人は「タン、タン、メン」や「チャー、シュー、メン」のリズムでもよいと思います。この3歩助走に合わせて腕を振るのですが、助走前、初めは手を顔の前に構えておくと良いです。
よく下に伸ばして構える人がいるのですが、人によってはそのあとのバックスイングを忘れてしまい、そのまま勢いが足りずに上に腕を持って行ってしまう人がいるので、手を顔の前においた方が確実に大きく振れると思います。
上に腕を持っていったら左腕を先に構え、ボールを迎えに行く感じで伸ばします。そのあと右腕を後ろに折り曲げるか引くかして、そのまま肘から腕を出してボールを振り切ります。
普通、右利きの人はレフトアタック、左利きの人はライトアタックが打ちやすいと言われています。
その理由として、ボールを迎えに行く時の腕のタイミングがあるので、どちらでもタイミングがつかめるように自分でジャンプの仕方を考えたりして打っていきましょう。